【データ入稿】名刺作りで失敗しないためのポイント3選

きれいな名刺を作るには、入稿データのチェックがとっても大切です!
たとえば、サイズが合わない、文字が断裁で切れてしまう、塗り足しが足りない…
このようなデータは注文してもデータの修正が必要になり、予定よりもお届けが遅れてしまうことも。

今回は、名刺のデータ入稿の際によくある失敗と、失敗しない正しい入稿方法についてご紹介します。
よくある失敗①:ギリギリの配置による文字切れ

「仕上がりを見たら、肝心な文字が欠けていた…」そんな失敗を防ぐには、断裁の仕組みを理解することが重要です。文字切れの原因と失敗しないポイントについてお伝えします!
文字切れって何?
文字切れとは、仕上がりギリギリに配置された文字や絵柄が断裁のズレで切れてしまう現象です。印刷後、用紙を重ねて切る際に機械の振動やズレで最大2mm程度の誤差が生じるため、このズレが原因で文字や絵柄が欠けてしまうことがあります。

ギリギリに配置するとどうなるの?
仕上がりギリギリに文字や絵柄を配置すると、断裁のズレが原因で「文字切れ」が発生する可能性があります。文字切れが起きると、大切な情報が欠けた状態になってしまい、伝えたい情報が正しく伝わらなくなることもあります。

失敗しないためのポイント
切れてはいけない文字や絵柄は、仕上がりよりも2mm以上内側(印刷保証範囲内)に配置することで文字切れを防ぐことができます。
よくある失敗②:余計な余白ができる

「フチありのデザインじゃないのに余計な余白が出来てる…」そんな失敗した経験はありませんか?
実はこれ、印刷データに「塗り足し」がないことが原因です。この「塗り足し」とは一体何なのでしょうか?
塗り足しってなに?
塗り足しとは、フチまで印刷したい背景などのデザインを、仕上がりから塗り足しまで広げる事を指します。塗りたしを作成する事で断裁時のズレがあっても余白のない綺麗な仕上がりになります。

塗り足しがないとどうなるの?
印刷物は大きな用紙に印刷してから仕上がりサイズにカットします。その際、用紙の重なりや機械の振動でズレが生じることがあります。塗り足しがないまま印刷すると、部分的に余白が生じる可能性があります。

失敗しないためのポイント
実際の仕上がりサイズより上下左右3mmずつ(塗り足しまで)広げて配置することで端まで綺麗に印刷されます。
よくある失敗③:仕上がりサイズと違うサイズで入稿

入稿データサイズが仕上がりサイズ(=ご注文の商品サイズ)と異なると、印刷や断裁時に拡大・縮小が必要になり、仕上がりが不安定になります。サイズは正確に作成することで、デザインのバランスが崩れるのを防ぎます。
名刺にはどんなサイズがあるの?
一般的な名刺サイズは「 91 × 55 mm 」です。マヒトデザインでは、この名刺の他に、欧米サイズ、小型サイズ、2つ折り名刺など様々な名刺を取り扱っております。サイズについて詳しくはこちらをご覧ください。

なぜ同じサイズじゃないとダメなの?
サイズが異なると、デザインのバランスが崩れるほか、ズレや断裁ミスの原因になります。正しいサイズで作成することは、仕上がりを美しく保つためには重要です。

失敗しないためのポイント
テンプレートを活用し、指定された仕上がりサイズに合わせてデータを正確に作成してください。作成後は、サイズが正しいか必ず確認しましょう。
よくある失敗を防ぐために
マヒトデザインでは「データ入稿用テンプレート」をご用意しております。
作成サイズ、トンボ、データの天地、断裁ズレに対応したガイドなどデータ作成時のポイントが設定してあります。ぜひご利用ください。
