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アポイントメールの書き方&例文集|初回・名刺交換後・展示会後にも対応

ビジネスシーンで欠かせない「 アポイントメール 」。初めての取引先や名刺交換後の連絡、展示会でのフォローアップなど、相手との関係づくりの第一歩として重要な役割を担います。

アポイントメール

しかし、「 どんな構成で書けばいいの? 」「 件名はどうすれば目に留まる? 」「 失礼のない伝え方って? 」
……と、いざ書こうとすると意外と迷うもの。この記事では、アポイントメールの基本マナーや書き方、件名のコツ、シーン別の例文までを多岐にわたってに解説します。「 初めてでも安心して使える 」をテーマに、作成する際のポイントや注意点も紹介しているので、明日からすぐに使えますよ!

★こんな人に読んでほしい!

  • 初めての相手にどうアポイントの連絡をすれば分からない方
  • メールの内容が失礼に当たらないか不安な方
  • コピペOKな例文ですばやくアポイントメールを作りたい方

★この記事のポイント!

  • シーン別に使える、アポイントメールの例文を紹介!
  • アポイントメールの構成や注意点についてもまとめて解説!
  • アポイントメールだけじゃなく、アポイントメール後のフォロー方法までサポート!

1.アポイントメールの役割とマナー

アポイントメールとは、商談・打ち合わせ・面談などの予定を確保するために送るビジネスメールのことです。電話とは異なり、文章でやり取りすることで記録が残り、相手の都合に合わせて確認・返信できるメリットがあります。
特に、初めて連絡を取る相手や、面識の少ない相手にとっては、メールの内容があなた自身や会社の第一印象を左右する重要な要素。単なる予定調整の手段ではなく、「 信頼感を与えるコミュニケーションツール 」として活用しましょう。

アポイントメールを送るメリット

・相手の都合に合わせてやり取りができる
・記録が残るため確認・振り返りがしやすい
・丁寧で誠実な印象を与えることができる
・忙しい相手にも配慮した連絡手段になる

ビジネスでは「 印象の良さ=信頼されるきっかけ 」にもつながるため、丁寧なアポイントメールは良好な関係構築の第一歩になります。

アポイントの候補日は「 箇条書きで3〜5案 」が基本

スムーズな日程調整には、複数の候補日をあらかじめ提示するのが基本です。「 ○月○日(○)午前/午後 」など、具体的に記載することで相手にも配慮が伝わります。
たとえば実際の例文では、こんなふうに記載しています。

ご都合のよい日時をお知らせいただけますと幸いです。なお、下記の日程でご調整可能です。・6月12日(水)10:00〜12:00・6月13日(木)14:00〜17:00・6月14日(金)終日対応可能

件名の作り方

アポイントメールは件名で開封されるかどうかが決まるといっても過言ではありません。相手の目に留まり、内容がひと目で伝わる件名をつけることが重要です。

件名の作り方

件名は15〜18文字程度が理想です。あまりに長いと、スマホやPCで途中が切れてしまい、要件が伝わりにくくなります。内容がひと目でわかるように「 具体的かつ簡潔 」にまとめることが大切です。

|要件を明確に伝える

 例:「 ご挨拶のお願い 」→「 ○○のご相談の件 」

|日時や内容を具体的に記載

 例:「 日程のご相談 」→「 ○/○ アポイントご相談の件 」

|誰からの連絡かひと目で分かるように

 差出人名が表示されない場合もあるので、会社名や名前を入れておくと親切です。


このように件名には「 誰が・なんのために・いつの件か 」を端的に盛り込むことで、相手に伝わりやすく、信頼感のある第一印象を与えることができます。

2.印象の良いアポイントメールの書き方【 構成ポイント解説 】

では、実際にアポイントメールの例文を見てみましょう。

アポイントメール例文

アポイントメールは、初めて連絡を取る相手にも失礼のないよう、丁寧さと簡潔さのバランスが求められます。特に、ビジネスシーンでは、相手が内容を理解しやすく、返信しやすい構成になっているかが重要です。以下の6つの流れを押さえることで、読みやすく信頼感のあるアポイントメールが作成できます。

①件名

内容が一目で伝わるよう、簡潔かつ具体的に記載します。( 目安:18文字前後 )
迷わせない件名は、メールを開封する確率を大幅に左右します。
例:
「 【 アポ希望 】〇月〇日 面談のお願い 」
「 〇〇のご提案に関するご連絡 」

② 宛名

会社名・氏名を正確に書き、敬称は「 様 」を使います。
複数人宛の場合は「 〇〇株式会社 ご担当者様 」としてもOKです。
例:
「 株式会社〇〇 営業部 〇〇様 」

③挨拶・名乗り

冒頭では丁寧な挨拶と自分の名前を入れることで信頼感を持たせることができます。初めての相手であれば、「 初めまして 」や「 突然のご連絡失礼致します」などを一言添えると好印象です。
例:
「 はじめまして。株式会社○○の□□と申します。 」
「 いつもお世話になっております。株式会社○○の□□でございます。 」

④ 要旨

メールを送った目的や背景を簡潔に伝え、具体的な候補日を箇条書きで提示します。丁寧な説明+複数の日程提示は、相手に好印象を与えやすく、返信もしやすくなります。
記載すべき要素の例:
・ご連絡の経緯( 例:「 先日お名刺を交換させていただいた件について… 」など )
・提案内容の概要( サービス紹介、課題解決の提案、商品デモなど )
・相手にとってのベネフィット( 具体的な導入メリットや支援内容 )
・候補日( 3〜5案を箇条書きで提示 )

⑤ 結び

返信を促しつつ、相手への配慮や感謝を込めた一文で丁寧に締めくくりましょう。
例:
「 お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。 」

⑥ 署名

氏名・会社名・部署・電話番号・メールアドレスなど、すぐ連絡が取れる情報を明記します。
署名に抜けや誤字があると信頼性に関わるため、必ずチェックを。

3.アポイントメール例文集【 送信編 】

ポイントを踏まえた上で、実際にビジネスの現場で使えるアポイントメールの例文をご紹介します。初回のコンタクトから、名刺交換後・展示会後のフォローアップ、既存顧客への再アプローチや英語でのアポ取りなど、各シーンごとの文例をまとめました。ぜひコピペして、ご自身のビジネスシーンにご活用ください。

初回アポ依頼(営業・採用など)

件名:商談のご依頼( 株式会社△△・□□(氏名) )

株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様

始めまして。株式会社△△の□□と申します。
突然のご連絡失礼致します。

このたび、貴社の御事業内容を拝見し、ぜひ一度ご挨拶かたがたご提案の機会をいただきたくご連絡差し上げました。

お忙しいところ恐縮ですが、下記日程のいずれかでご都合の良いお時間がございますでしょうか。

【 候補日時 】
・7月2日(火)11:00〜13:00
・7月3日(水)13:00〜17:00

ご確認の程よろしくお願い致します。

—————————
署名
—————————

ポイント:
✔︎初回は「 突然のご連絡失礼します。 」と断りを入れると丁寧な印象に
✔︎候補日を複数提示すると、相手も返信しやすい

名刺交換後のアポイント依頼

件名:【ご挨拶】先日の名刺交換のお礼とご提案の件

株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様

先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
名刺交換させていただきました株式会社△△の□□です。

ぜひ一度、弊社サービスについてご紹介させていただければと存じます。
以下日程の中でご都合の良いお時間帯がございましたら、ご返信いただけますと幸いです。

【 候補日時 】
・7月2日(火)11:00〜13:00
・7月3日(水)13:00〜17:00

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

—————————
署名
—————————

ポイント:
✔︎名刺交換後は“ お礼+本題 ”の流れが自然。
✔︎相手に好印象を残すには「 ご多用のところ恐縮ですが 」など配慮の一文を入れると◎

展示会・イベント後のフォロー

件名:展示会でのご縁のお礼とご案内(△△株式会社・□□(氏名))

株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様

先日は〇〇展示会の弊社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
改めてお礼申し上げます。

当日ご紹介させていただいた内容について、
より詳しくご案内できる機会をいただければと思いご連絡差し上げました。

以下日程でお打ち合わせの候補を記載いたします。
ご都合の良い日程がございましたらご教示いただけますと幸いです。

【 候補日時 】
・7月2日(火)11:00〜13:00
・7月3日(水)13:00〜17:00

何卒よろしくお願い申し上げます。

—————————
署名
—————————

ポイント:
✔ 展示会後は来場のお礼が必須。まずは感謝を。
✔ 「 当日ご紹介しきれなかった内容 」など自然な導線づくりがカギ。

既存顧客への定期的な提案・アプローチ

件名:展示会でのご縁のお礼とご案内(△△株式会社・□□(氏名))

株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様

いつも大変お世話になっております。
株式会社△△の□□です。

このたび、新たにリリースした〇〇サービスについてご紹介を兼ねて、ぜひ一度ご提案の機会をいただきたくご連絡いたしました。

下記日程の中で、ご都合のよろしいお時間がございましたらお知らせいただけますでしょうか。

【 候補日時 】
・7月2日(火)11:00〜13:00
・7月3日(水)13:00〜17:00

何卒よろしくお願いいたします。

—————————
署名
—————————

ポイント:
✔ 既存の取引関係がある場合は「 いつもお世話になっております。 」の一文が必須。
✔ 新商品・サービスなど “ 何を伝えたいか ” が端的に明示されていると親切です。

英語でのアポ取りメール

Subject: Request for a meeting

Dear Mr./Ms. [Name],

My name is □□(your name) from△△(company name).
I would like to request a short meeting to discuss potential collaborationopportunities.

Would it be possible for us to meet on one of the following dates?
- May 10 (Tue), 10:00–11:00 JST
- May 11 (Wed), 14:00–15:00 JST

I look forward to your reply.
Best regards,
□□(your name)

ポイント:
✔ シンプル&丁寧が鉄則。ビジネス英語では「 Would you be possible…? 」が便利。
✔ カジュアルになりすぎず、敬意を込めて締めましょう。

4.アポイント後のメールの例文集【 フォロー編 】

アポイントを依頼するだけでなく、その後のやりとりもスマートに行うことで、信頼関係の構築につながります。ここでは、日程調整・リマインド・返信がない場合の再メールといった、アポイント後の対応メール例を紹介します。

日程調整のやり取り( 返信例 )

件名:打ち合わせ日程のご連絡(〇〇の件)

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。

ご提案いただいた以下の日程にて、ぜひお打ち合わせをお願いできればと存じます。

【 確定日時 】
・〇月〇日(火)14:00〜 (オンラインにて)

当日は何卒よろしくお願い致します。

—————————
署名
—————————

ポイント:
✔ 相手の提案を受けたことを明示し、確認が取れている安心感を。
✔「 当日はよろしくお願いいたします。 」など結びの丁寧さも忘れずに。

リマインドメール(前日・当日)

件名:明日のお打ち合わせについてのご確認

株式会社〇〇
〇〇様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。

明日、下記の内容でお打ち合わせを予定しております。念のため、改めてご連絡させていただきました。

【 日時 】〇月〇日(木)10:00〜
【 場所 】Zoom( URL:xxxxx )

当日はどうぞよろしくお願いいたします。

—————————
署名
—————————

ポイント:
✔ リマインドは「 念のため 」という表現が便利でスマート。
✔ オンラインの場合はURLやアクセス方法も忘れずに。

返信が来ない場合の再送信例

件名:ご確認のお願い(再送)株式会社△△・□□(氏名)

株式会社〇〇
〇〇様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。

先日お送りしたお打ち合わせの件について、再度ご連絡させていただきました。
ご都合つかないようであれば、その旨お知らせいただければ幸いです。

【 再送信内容 】
( *前回送信内容を簡潔に記載 )

お手数おかけいたしますが、ご確認のほどよろしくお願い致します。

—————————
署名
—————————

ポイント:
✔ 再送は控えめなトーンで。相手を責めずに、配慮ある言い回しを。
✔ 「 その旨お知らせいただければ幸いです。 」と逃げ道をつくってあげると◎。

5.アポイントメールの注意点

アポイントメールはただ送るだけでなく、相手に配慮した丁寧な対応を意識することが重要です。ちょっとしたミスや気遣いの不足が、信頼を損なう原因にもなりかねません。ここでは、送信前・送信後に気をつけたいポイントをまとめてご紹介します。

1.返信が来ないときは、催促メールを“ 1週間以内 ”に送る

返信がないからといって、すぐに再送するのはNG。目安は“ 3営業日〜1週間程度 ”。相手が多忙な可能性も考慮し、タイミングと文面のトーンには注意しましょう。

2.件名・本文は毎回変える( 再送時も工夫を )

“ Re: ”や“ Fwd: ”を重ねすぎると見づらくなるため、再送時は新しい件名をつけるのも有効です。また、本文もテンプレ通りではなく、相手に合わせて微調整すると丁寧な印象になります。

3.Cc・Bccの使い分けに注意

複数の担当者に送る場合、“ Cc ”で透明性を持たせ、“ Bcc ”では個人情報が見えないようにします。社内の上司やチームメンバーへの共有も、状況に応じて入れるとスムーズです。

4.営業メールでも“ しつこさ ”や“ 押し売り感 ”はNG

提案内容がどれだけ魅力的でも、相手が「 断りづらい 」と感じてしまっては逆効果。「 ご検討いただけますと幸いです。 」など、選択の余地を残す表現を選びましょう。

5. 送信前の “ 誤字脱字・相手名の確認 ”はマスト

メールの基本ではありますが、相手の社名・氏名の間違いは失礼にあたります。送信前に一度、自分の署名も含めて全体を見直す癖をつけましょう。

6. アポイントが決まったら“ カレンダー登録 ”もおすすめ

GoogleカレンダーやOutlookなどに登録しておけば、自動でリマインド通知が届き、抜け漏れを防げます。参加URLや資料のリンクも一緒に入れておくと親切です。

伝わるアポイントメールは信頼構築の第一歩!

アポイントメールは信頼構築の第一歩

アポイントメールは、ただ予定を伝えるためのものではありません。相手に信頼感を与え、会う前からいい関係を築くための大切な “ コミュニケーションツール ”です。
・件名で内容が伝わる
・目的・要望を端的に伝える
・丁寧な言葉で誠実な印象を与える
こうしたポイントを押さえるだけで、メールの印象は大きく変わります。

そして、実際に顔を合わせる時には「 名刺 」が、あなたの印象をしっかりと後押ししてくれます。メールと名刺のトーンが揃っていれば、安心感・信頼感はより一層深まるはずです。

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