マヒトデザインの品質基準-断裁ズレについて
印刷物は、実際の仕上がりサイズよりも大きな用紙に印刷され、ご注文いただいたサイズにあわせて「断裁」を行い仕上げます。
断裁は用紙を何百枚も重ねて行ったり、機械の振動の影響を受けたりするため、最大2mmの断裁ズレが生じることがあります。
ポストカードやA4以上のチラシなどでは、あまり気になりませんが、名刺の場合は、印刷面積が小さいうえに、使う人の「顔」としての役割が大きいため、デザインによっては断裁ズレが大きく目立ってしまうことがございます。
断裁ズレが目立つデザインについて
以下のようなデザインは避けていただくか、断裁ズレをご了承のうえでご注文ください。

断裁ズレが発生しやすい状況とは…
断裁ズレは、用紙のインク吸収による収縮や、紙の厚み等により発生しやすくなります。特に発生しやすい状況は以下の通りです。
- 薄い用紙よりも厚みのある用紙のほうが重いため、機械の振動の影響を受けやすく断裁ズレが発生しやすくなります。
- インク吸収の良い用紙+ベタの範囲が広いデザインは、用紙の収縮が大きくなるため、断裁ズレが発生しやすくなります。